標高1500m、雪が舞っています。
例年、この時期は残雪が多く残り、遡行がやや難しく感じることがある木曽の渓流ですが、今年は残雪が少なく、気温と水温ともに高め傾向です。
今回釣行した渓流で水温5.5℃、気温4℃(午後1時手元の温度計)、残雪は深いところで40センチ程でしょうか。
釣行開始は午後1時、仕事の都合上かなり遅い入渓です。
最大水深2メートル前後、大きな岩が連なるポイントを50mmファストシンキングミノーで探って行きます。
時間があまりないので手早くチェックします。
いつも通り反応がありません。
水の透明度は高く雪代が入っている雰囲気はないので単純に私の技術不足で魚が出てこない状況。
こんなときはどうする・・・諦める。
ポイントを見切りさらに上流を目指します。
いい雰囲気です。
昨年このポイントを同じ時期に訪れ、まずまずの釣果でしたが今年は反応なし。
今は難しい状況ですが暖かくなったら状況が変わるかもしれません。
さらに上流を目指します。
淵が続くポイントを手早く釣り上がります。
退渓場所直下の淵まで来ました。最後のポイントは時間をかけてじっくり誘ってみます。
ルアーを56mmスローシンキングミノーにチェンジ。
5投ほどして手前までチェイス、早めにルアーをピックアップして魚のポジションを確認後、斜め後方やや離れた場所にキャスト、軽くトゥイッチを加え魚にアピール、なんとか食わせることに成功。
25センチ程の綺麗なヤマトイワナでした 。
貴重な体験に感謝しながら流れに戻る魚を見送り、終了。
実質、2時間程度でしたが楽しい時間を過ごすことができました。
例年に比べ雪が少ない今シーズンですが、この時期の渓流釣行は岩に氷が張り付くなど大変滑りやすく危険です。装備などに特に気をつけて行きたいと思います
水温 5.5℃
気温 4℃
釣果:イワナ1尾