気がつけば上半期が過ぎ、今年の漁期も残すところ3ヶ月。
時節は渓流魚の盛期につき、多くの釣り人が私の地元木曽地域を訪れ賑わいを見せています。
先日の日曜日、いつもながら昼を過ぎた午後1時に自宅を出て30分後の午後1時半頃釣り場に到着。釣り場には4人の釣り人が入っていて地元木曽の河川では覚えがないくらい久しぶりにバッティング、ポイントに入れませんでした。犀川のような感覚です。やはり盛期ですね。他のポイントを見てみましたがそれなりの河川状況で雰囲気が良くなかったので日曜日はそのまま帰宅。出直すことにしました。
7月になってしまいました。
梅雨末期に近づくと大雨による危険性が各所で高くなるのであまり積極的に釣行しませんが、雨も小康状態で大型のアマゴを狙う条件としてはいい雰囲気ですが、水温がやや低く難しい釣りを強いられそうです。
昼過ぎから午後3時頃までの数時間ですが先日入れなかった釣り場に入ってみます。
先日の状況と6月初旬に釣行した感覚からあまりこのポイントに魚が入っていないように思われますが、ただ過去の実績は十分に有る場所ですから、居着いている数少ない魚に口を使わせるため丁寧に探ってみます。
やや水深のあるトロ瀬からスタート、70mmのスローシンキングミノーのナチュラル系フラッシングカラーから始めます。魚の活性がわからないのでパイロットルアーとしてスローシンキングミノーを使用して中途半端なレンジから探ります。
しばらく流してみましたが、一度アタリなのか藻が生えた石に接触したのか少し違和感があっただけで特に反応なし。良い場所ですからレンジを変えて70mmフローティングミノーで流し直して様子をみます。
ルアーカラーは変更せずナチュラル系フラッシングカラーを選択。通常はレンジを下げて深いレンジを探ることがセオリーだと思いますが、大型アマゴがこの時期、表層を意識していないと言い切れる理由が思い浮かばなかったためフローティングを選択。不自然な動きにならないようにヒラ打ちを抑えややダート気味のアクションになるようにゆっくりとした微テンショントゥイッチを加えます。
レンジ変更後数投で早速反応がありました。
流し込んでいる最中に優しいアタリがあり、数回の首振り後外れてしまいましたが良い兆候です。
ゆっくり釣り下って探っていきます。先程バイトがあったポイントより一段下がった場所に良さげな瀬があり緩流帯があります。流芯を越えるところまでキャストして対岸側の暖流帯を攻めます。ゆっくり流し込んでいきます。
喰って来ました。やはり居ました流芯を越えたところで掛けたので魚は流れに乗って下流に走ります。良いサイズの魚であることはロッドを伝ってわかります。ただ障害物が少ない場所でしたのでPE0.6号であれば余裕を持って対応できます。
しばらくして寄って来たのは51センチのイワナでした。ファイト中、何となくアマゴじゃないことは感じていましたがこれはこれで感情を満たします。
先程のヒットポイントより少し下ったところに反転流の効いた場所があります。反転流撃ちはあまり好きではないので反転流手前の流れを流してみます。反転流と流芯の隙間に微テンショントゥイッチを加えながら流し込みます。喰って来ました。先程の魚と同じくらいの首振りです。良いサイズみたいです。
寄って来たのは42センチのイワナでした。ややサイズダウンしましたが十分に良い魚です。
その後は雨が強く降り始めたため落雷を警戒し釣りを止めました。
アマゴを狙って挑んでみましたが結果は惨敗、また感覚を整理して出直します。
水温:14~15.5℃
気温:19~23℃
王滝村の王滝川本流を探索
釣果:イワナ2尾
Rod : M&N TS-707MN-HTZ
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG
Lure : ジップベイツ リッジ70F/70S リッジフラット60S
Line : バリバス スーパートラウトアドバンスマックスパワーPE X8 0.6号
Leader:サンライン トルネード 黒鯛(ちぬ)ハリス 1.25号
Hook : オーナー カルティバ SBL-55M #4 SBL-75M #2 #1