霎時施

posted in: 犀川殖産釣行 | 0

時節は秋、時折降る雨の影響なのか予想以上に季節の深まりを感じます。
朝の気温は5℃。開始時刻の午前5時過ぎ、雨が本降りになり体感的に厳しい出だしです。
水温13℃前後と適水温ではありますが、今季3度目の殖産釣行はやや厳しい釣りを強いられそうな雰囲気です。

雨が降り続く中、シャローエリアから始めます。いつもならスローフローティングミノーを使用してキレのあるアクションで喰わせたいところですが、朝一の雨にはあまり良い経験が無く、魚が沈む雰囲気があるのでシャローエリアでも若干水深のある場所を63mmファストシンキングミノーを使い攻めてみます。

開始から3投目、早速反応がありました。
小型のブラウントラウトです。光量がまだ少なく粗い写真ですが30センチ程の良い魚でした。
リリースして釣り下ります。

先のブラウンから再開後、早々に再びアタリ。
喰ってきた魚は・・放流魚の43センチのニジマス。美しい魚でまた来シーズン出会えたら嬉しい魚でした。

リリース後このポイントでは反応が無く移動です。
時刻は午前7時。雨が止み、明るくなって来ました雰囲気良く移動です。
この日は釣り人が多く、ポイント移動には少し苦労しますが、先行者に声をかけて上流側に入らせてもらいます。

次のポイントでは63mmファストシンキングミノーをアウトサイドの緩流帯に乗せながら水深1.5m付近に流し込み漂わせ様子を見ます。明確なアタリが3回もありましたが、人的プレッシャーなのか魚が少しストレスを感じているようで優しくアタってきます。結局この場所ではノーフィッシュでまた移動です。

時刻は午前11時、次のポイントも先行者を後追いします。
先行者と十分な距離を取りポイントを休ませながら釣り下ります。日中になり少し水温が上がった為、高活性な魚を狙って1.2m付近を中心に攻めてみます。風が吹き始め、若干釣り難い場面もありますが潜行レンジを維持しながら微テンショントゥイッチを加え誘います。
始めたところから少し釣り下ってブレイクラインが絡む場所に差し掛かり対岸の深場を丁寧に探っているとアタリが出ます。重量感はありますがあまり引きません。上がってきた魚は43センチの放流魚でした。

その後、水深50センチほどの所でピックアップ直前に喰ってきた魚もいて、偏光越しにルアーを凝視していましたがチェイスには気づかず突然、体を翻し喰って来ました。喰った瞬間から流芯に向かって走り、良いファイターでした。足元にはじめから居た様で上手く鼻先をルアーが通過しラッキーでした。

そののち、夕方にかけて2尾の放流魚を追加して終了としました。

残念ながら大型のワイルドトラウトには出会えませんでしたが、多くの魚に出会えて感謝です。
次回は11月に入り水温も下がるので、少しだけタックルに変更を加えて様子をみたいと思います。

水温:12.5~14℃
気温:5~15℃
信州新町の犀川殖産漁協犀川本流を探索
釣果:放流レインボートラウト5尾 ブラウントラウト1尾

Rod : テンリュウ レイズ スペクトラ RZS71ML(旧スペック)
Rod : M&N CORPORATION TS-704MN-HTZ
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C2500SHG
Reel : シマノ 18ステラ C2500SHG
Lure : ジャッカル ティモン トリコロール流芯63HW 
Lure : スミス F-セレクト64 
Line : ラパラ ラピズムモノ 4lb
Line : サンヨーナイロン APPLAUD GT-R Trout SUPER-Limited 4lb
Leader:クレハ シーガー グランドマックス 1.2号
Leader:サンライン トルネード 黒鯛(ちぬ)ハリス 1.25号

Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4