陽気は初夏の雰囲気が色濃くなって夏日を観測する日が出てきました。
出水期、サクラの季節がやってきます。
今シーズンは黒部川のサクラマス遊漁権を獲得することができ、非常に楽しみなシーズンとなりました。
3月初旬からポイント把握に少し通ってみましたが、魚影を感じることなく3月を終えました。
迎えた4月、まだ水位は低く全体で数本の釣果が聞こえてくる程度で、かなり厳しい状況が続いているようです。実際アタリなどは一切無く4月の上旬は過ぎていきました。初めての河川で経験値がなく、少し触れただけではどうしようもない厳しい状況です。
4月中旬、少し出水がありその後、減水したのでタイミングを計って釣行してみました。
厳しい状況は変わらずですが、少しは遡上していると思うのでそれを信じて、少ない経験からなんとかポイントを絞り込み、遡上タイミングを予想しながら釣りを組み立てて数少ない魚を拾って行こうと思います。
朝一、入ろうとしたポイントは既に先行者で入れないので、まだ早朝4時、眠いので少し車で仮眠を取ります。
気が付けば午前8時、少し長めの仮眠になりました。
水温がまだ低いので丁度良いはずと言い聞かせて先行者の居なくなったポイントに入ります。
朝一の水温を計っていないので定かではありませんが太陽が出て少し水温が上がったと思われる状況。先行者が何時帰ったかは熟睡していた為わかりませんが、とりあえずは場を十分休める事が出来たとプラスに考え、フラッシング強めの77mmシンキングミノーから始めます。カラーは空の色と水色からゴールド系で入ってみました。活性の高い魚を狙って早めのリトリーブでトゥイッチを入れていきます。流芯脇の緩流帯をトゥイッチで攻めながら、流芯はアクションを止めてスイングさせて誘います。ポイント中盤、2つ大きな底石が入った場所があり、上流側の底石の少し手前をスイングさせてトゥイッチを数回入れた瞬間、前アタリなど一切なく激しいアタリがロッドに伝わります。銀色の魚体が水面近く躍り出て何度も下流に走ろうとしますが、タックルバランスと比較的緩やかな流速に助けられ流芯を切りながらランディング。一度ランディングをミス、怒った鱒が少し流芯に張り付きましたが難なく剥し無事ネットに収まってくれました。
サイズは66cm4.01㎏。70センチには及びませんが十分良いサイズです。鱗の具合から川に入って少し経った個体でしょうか。美しい魚体でした。
魚体のダメージは少なくそのまま優しくリリース、元気よく流れに戻っていきました。その後少し粘って釣り下ってみましたが反応は無し。ほかの魚がアタって来るかと構えましたが何事もなくポイントは終了。反応する魚は1本だけだったようです。全体的に厳しい状況の中でなんとかの1本でした。
その後2日間粘ってみました。2度バイトがありましたがショートバイトだった為、キャッチには至りませんでした。活性が高いのか低いのか・・・微妙な水温が影響しているかもしれません。これから水温も上がり、水量が安定すれば遡上量も増えて来るはずなので次を狙っていきたいと思います。
水温:6~8度
気温:8~23度
黒部市の黒部川本流を探索
釣果:サクラマス1尾
Rod : M&N CORPORATION LS-802MN-HSV
Rod : M&N CORPORATION TS-801MN-HTZ
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ 3000MHG
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C3000XG
Lure : ジップベイツ ザブラ デビルフラッター77S トラウトチューン
Lure : ジップベイツ リッジ90F/90S リッジMD86SS
Lure : ジャッカル ティモン トリコロールGT 88SR-F / 88MD-F
Line : デュエル アーマードF+Pro ロックフィッシュ 0.8号 0.6号
Leader:クレハ シーガー グランドマックス 3号 2.5号
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-75M #1 #1/0