例年通り気が付けば立冬を過ぎ、今年もあと1ヶ月余りになりました。あと少しでまた厳しい冬がやってきます。
寒さが厳しくなる前に少し晩秋の魚を追いかけてみました。
朝の気温は4℃、感覚的には例年より暖かい雰囲気です。水温は8℃※10℃前後、朝一は63mmのヘビーシンキングミノーを使ってやや速い流れの緩流帯を重点的に探ります。探り始めて数分、瀬の尻、比較的早い段階で反応です。流芯を越えた対岸付近で反応があり、喰った瞬間から下流に向けて走り出します。徐々に流芯を渡しながら魚を止めてゆっくりと寄せます。寄ってきたのは35センチほどのニジマスでした。ややサイズは小さめでしたが嬉しい1尾になりました。
その後反応は無くまだ早朝ですが移動です。
時刻は午前7時過ぎ、移動した先で放流魚が休みそうな緩い流れに60mmのヘビーシンキングミノーを流し込むと1投目で反応が出ます。喰ってきたのは最近の放流魚でしょうか、40センチほどの魚でしたが反応としては嬉しい1尾です。
ポイントに釣り人が増えて来たので、また移動です。良い季節ですから釣り人が多めですね。
まだ時刻は午前8時前、早くも3つ目のポイントに移動です。空いている場所を探して入ります。普段、混んでいる人気のポイントでしたが偶然空いていたので流してみます。人的プレッシャーを考えてやや小さめ56mmのフローティングディープダイバーをゆっくりと流れに馴染ませて差し込んでいきます。しばらく反応は無く徐々にひらきに差し掛かり流れが緩くなった辺りで優しく喰って来ました。45センチほどの放流魚でしたが、最初全く動かないのでゴミが絡んだかと勘違いするほどやさしいアタリでした。
時刻は午前8時過ぎ、太陽が昇って来ました。これで気分よく釣りができます。放流魚をリリース後、また少しずつ釣り下ります。ひらきが終わり、瀬肩を探りますが反応はありません。さらに釣り下り、若干水深が出て来たので70mmのヘビーシンキングミノーに交換して探ります。ボトムを離さないように横方向の微テンショントゥイッチを加え、ラインを張り過ぎないように気を付けながらルアーを流れに馴染ませ優しく揺らします。しばらく探っていると押さえ込むようなアタリ、アワセを入れると魚がゆっくり動き出します。少し大きな首振りを感じます。何度かドラグを出して抵抗しますが流れから剥してランディングです。ネットに収まったのは60センチをわずかに超えるブラウントラウトでワイルドな鼻曲がりは少ないですが、全長が思ったよりも長い魚でした。
リリース後じっくり探ってみましたが反応は無く、釣り人が増えて来たのでまた移動、ほかの場所もいくつか回ってみましたがこの日は釣り人が多く、昼を過ぎたところで終了です。
次回は本格的な冬に突入しますので厳しい釣りを強いられると思いますが、1尾でも反応を得ることが次につながるので、その1尾をなんとか探し出してみたいと思います。
水温：7～8.5度※→10〜11.5度
気温：4～15度
犀川殖産漁協犀川本流を探索
釣果：ニジマス1尾 放流ニジマス2尾 ブラウントラウト1尾
※水温計の不具合により実際より3℃程度低い表示が出ていました。訂正します。
Rod : シマノ カーディフエクストリーム71
Reel : シマノ 22ステラ C2500SXG
Lure : ジップベイツ リッジ70F/70S リッジフラット60S リッジディープ56F
Lure : ジャッカル ティモン トリコロール流芯 63HW/70HW
Line : クレハ シーガー PEX4 ルアーエディション 0.3号
Leader ： バリバス アバニ エギング プレミアムショックリーダー 8lb
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M ＃4
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-75M ＃2