まさに厳寒、一年で最も寒い時期です。
朝一の気温はー9℃、連日の冷え込みで徐々に水温が下がってきました。気温、水温ともにシーズン通して最低値付近ですが、クリアウォーターの美しい流れに浸かりながらの釣りは最高の雰囲気。冷え込んだ朝は陽光が特段美しく感じます。
連日の冷え込みと渇水でかなり厳しい釣りを強いられそうですが、美しい犀川の流れに浸かって来ました。
朝一はポイントに入らず、水位状況を上流から下流まで一通り観察してみました。いつも流し込んでいる場所の流れが渇水の影響で少し変化して見えます。平常水位時にはラインを通してでしか感じ取れなかったボトム形状と流れの雰囲気がクリアウォーターの為、はっきり見て取れます。先週に比べてさらに減水したので、根がかりを避けるようにボトム付近のトレースコースをイメージしながらじっくりポイントを選びました。
陽光が射して気温の上昇傾向が強まった午前9時半、気温はまだー5℃前後ですが始めてみます。冬季の釣り場は陽光が射すと気温や水温が上がり、伴って魚の活性は良い方向に向かいますが、渇水期で水位が低く、光が入りすぎると光を嫌う魚はプレッシャーを感じて反応が悪くなるので、光の加減と上流側の河川形状が丁度良い場所を探します。
実釣開始時の水温は6℃、ゆっくりと流してみますが魚の反応はありません。まだ午前中、指先を温めながらゆっくり釣り下ります。
時刻は午前11時、流れに差し込んだ70mmのヘビーシンキングミノーに反応が出ます。喰ってきたのは35センチほどのニジマスでした。小型でしたが低水温の中、喰ってくれた本当にありがたい1尾でした。
午前はそのまま他に反応なく終了。
午後は気温が上がって良い雰囲気。集中して流してみますが反応がありません。そのまま夕方までやり通してみましたが反応なく終了です。午後はもう少し上のレンジを探ったほうが良い結果になったかもしれません。寒暖差激しく結果厳しい釣りを強いられましたが、求めていた状況なので最高に楽しめた1日でした。
水温:6~8度
気温:-9~6度
犀川殖産漁協犀川本流を探索
釣果:ニジマス1尾
Rod : シマノ カーディフエクストリーム71
Reel : シマノ 22ステラ C2500SXG
Lure : ジャッカル ティモン トリコロール流芯 63HW/70HW
Line : クレハ シーガー PEX4 ルアーエディション 0.3号
Leader :クレハ シーガー FXR船 2号
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4