朝の空気は強烈な寒さで一気に冬を感じさせます。今年も残すところあと少しです。
冬本番を迎え、冬の釣り方を試しながら川を歩いてみました。
朝の水温は6.5℃、日陰のシャローエリアで計測したので日向の流芯付近や水深のある場所は8℃前後はあると思われます。朝から入るのは久しぶりで早速指先が辛いです。
ファーストチョイスは7センチのフローティングミノーを選択、活性の高い魚が居れば直ぐに反応してくれるはずです。
開始3投目で足元までチェイス、一瞬ルアーをステイさせてしっかりと喰わせました。喰って来たのは40センチほどのヒレの回復した放流魚でした。
ヒットポイントから少し釣り下ると、流れが対岸に当たってえぐれ、魚が休みそうな場所が見えてきます。
ほかの場所に比べやや水深があります。軽くアップにキャストしてラインを整え、しっかりとルアーのリップに水流を当てます。ショートリップのフローティングミノーですが、しっかり潜行させて魚のリアクションレンジまで差し込んでいき、ターン直前で軽くトゥイッチを入れてルアーを揺らし様子を見ます。
少しずつ着水点を変えて数投し、軽くトゥイッチを入れたルアーにボトム付近から朝陽に照らされた団扇サイズの鰭を持ったブラウンが浮上。ルアーまであと少しのところで戻って行きました・・・無理やり反応させてしまったみたいで活性が低かったようです。
その場所は見切り、ゆっくり釣り下ります。
良さげな場所をやってみますが、釣れてくれるのは10月の放流魚が多く、時折、回復したニジマスも混ざる雰囲気です。
ニジマスにとって水温が丁度良い具合なのか、良好な反応が続きますが、この時期によく釣れる大型ブラウンの姿は見えません・・・。
放流魚ですが、50センチ中盤の魚も混ざるのでこれはこれで楽しいです。
ポイントも最終地点まで釣り下って来ました。ニジマスはそれなりに釣る事が出来て、釣りとしては面白いかと思いますが、狙った魚に振られてしまったので、少し残念な気持ちが先行します。
最終ポイントも探り終え、相手をしてくれたニジマスに感謝して、本日の釣行を終えました。年内にもう一度チャンスがあれば、じっくり探ってみたいと思います。
Rod : M&N CORPORATION TS-707MN-HTZ
Reel : シマノ 23ヴァンキッシュ C3000MHG
Lure : ジップベイツ リッジフラット60S リッジ70F
Line : 東レ シーバスPE パワーゲーム デイタイムX8 0.6号
Leader : サンヨーナイロン ナノダックスショックリーダー 10lb
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4