2025年6月1日、青森県十和田市、秋田青森県境十和田湖から流れ出る奥入瀬川(旧称相坂川)のサクラマス遊漁が解禁になり、解禁日から少し経った6月11日、人的プレッシャーが落ち着いたであろうタイミングで訪れてみました。

午前10時実釣開始。
ゆったりとした流れの中に微かな変化がある場所を狙っていきます。実釣開始直後からヤマメ、ウグイ、アメマスのアタリが頻発しますが、本命からの反応はありません。

パイロットルアーのジップベイツ・リッジ70Fを使って全体的に満遍なく探っていき、時折流れの速い瀬の底流を狙ってリッジディープ70F・70Sを流し込んでいきます。
丁寧に探りながらいくつかポイントを回ってみます。
良さそうな場所を探していると支流が流れ込んでいて、いい雰囲気の場所がありました。早速、ルアーを流していきます。
リッジ70Fを流速に合わせてゆっくりとリトリーブしながら誘います。しばらく探っていると水深1mほど、泥岩からなるスリットが点在している場所でルアーの下から銀色の魚体がすっ飛んで来ました。
メインラインはPE0.4号、リーダー8lbなので無理に寄せずゆっくり往なしながら一定の速度で寄せてきます。喰った瞬間から一気に走りましたが、しなやかなロッドとリールのドラグ性能の高さに助けられ難なくランディング。ネットに収まったのはアベレージサイズでしたが、夏のサクラマスと言える美しい魚体の鱒でした。

水温は16度~17度で夏サクラを狙うコンディションとしてはベストなタイミングでした。春のサクラマスに比べ難易度が高く、中々上手くいかない夏サクラゲームですが、良い条件が揃うとしっかりと釣果に現れるため、とても魅力的な釣りであると思います。
魚にダメージをなるべく残さないように手早く撮影してリリースします。元気よく流れに戻って行きました。
とりあえず一尾獲れたので、その後は深追いせず良さそうなポイントをいくつか回って納竿。青森まで遠征しましたが、今回は一日だけ釣りをして帰宅しました。
今年は東北遠征を多めにしたため、豪雪だった今冬の状況そのままに雪代に悩まされることが多いシーズンでしたが、とても良い経験ができました。来シーズンも事故なく良いシーズンが送れたらと思います。
Rod : シマノ カーディフエクストリーム71
Reel : シマノ 22ステラ C2500SXG
Lure : ジップベイツ リッジ70F リッジディープ70F / 70S
Line : YGK XBRAID 鯛 rubber custom PE BORN RUSH WX8 0.4号
Leader : サンヨーナイロン ナノダックスショックリーダー 8LB
Hook : オーナーばり カルティバ 中太軸 シングルバーブレスフック #4