山滴る

気が付けば立夏を過ぎ、夏至が近くなりました。梅雨に滴る新緑が眩しく生命感溢れる雰囲気を感じるとともに、サクラマスのシーズンも終盤を迎え、今期は富山、秋田をメインに釣行して多くの反応を得ることが出来ました。今期は全体的に遡上量が多かったようです。サクラマス釣行の様子などはまた別の媒体でご紹介できたらと思います。

2023シーズンの北陸サクラマス、最後は三面川で締めたいと思います。今期、三面釣行は3月に3日間様子を見に来ましたが、その時は小さなアメマスが釣れただけで何も無く、その後は他県の河川をメインにしたため、4月と5月は釣行しませんでした。

シーズン終盤は人工建造物の少ない遊漁区間最上流の渓流域で新緑に囲まれた最高の雰囲気の中、ゆっくりと要所を探っていきたいと思います。

水温は18℃前後、直近の気温が高めに推移したため、減水と重なって水温は高めです。渇水状態で状況としてはかなり厳しいコンディションですが、72mmのショートリップフローティングミノーから始めます。溶存酸素量が多そうな場所を重点的に探ってみますが反応はありません。
魚の活性はやはり低く、瀬の底流に入っているようなので、レンジを下げるためと小場所を効率よく探るため、60mmのフラットサイドシンキングミノーに交換、流れのスリットを縦にルアーを差し込みながら探っていきます。

ルアーを流れに馴染ませしばらく探っていると、小さなヤマメが釣れてきます。レンジは合っているようです。またしばらく探っていると瀬の肩、最も流れの強い場所で喰ってきました。白泡で魚体は確認できませんが、まずまずのサイズ感です。いつも通りの細糸PEですからゆっくり慎重に魚を寄せます。

ランディングされたのは51センチのイワナでした。最初は完全に鱒と勘違いして慎重にヤリトリをしていましたが、ランディングされた魚を見るとまずまずのイワナ笑、何度見てもイワナ・・・笑。サクラマス用ランディングネットにそれなりに収まるサイズのイワナ。

水温が高めなので手早く撮影、ゆっくり蘇生させリリースしました。
その後も要所を探ってみますが反応は得られず、小さなヤマメが喰ってくる程度で何もなく終了です。
残念ながら、今期の三面鱒には出会えませんでした。来期もチャンスが有れば訪れてみたいと思います。

今期のサクラマスシーズンは終盤ですが、今年も青森県の奥入瀬川に挑んでみたいと思います。今年は季節の進行が早く、水温が高い様子なので厳しいと思いますが、なんとか1尾反応してくれたらと思います。

水温:18度
気温:20~26度
新潟県村上市三面川水系サクラマス遊漁区間を探索
釣果:イワナ1尾 ヤマメ数尾

Rod : テンリュウ レイズスペクトラ RZS71ML(旧スペック)
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C2500SHG
Lure : ジップベイツ リッジ 70F/70S
Lure : ジップベイツ リッジフラット 60S
Lure : ジャッカル ティモン トリコロールGT 72SR-F
Line : クレハ シーガー PEX4 ルアーエディション 0.3号
Leader:クレハ シーガー グランドマックス 1.5号
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4 SBL-75M #4