秋の匂い

posted in: 木曽の釣り | 0

連日酷暑が続いています。木曽地域も最高気温35℃前後、今年は暑い。気温を下げてくれる夕立も無く、周辺河川も渇水状態、厳しいコンディションです。湿度は低く感じるので少しだけ救いです。

先日まで青森県十和田市の奥入瀬川に今季もサクラマスを追いかけて釣行していましたが、今季は水温が上昇してしまい数尾のヤマメとアメマスが釣れただけで何も無く終了。また来季訪れてみたいと思います。

シーズン残りの2か月は地元で良い魚と出逢えるように過ごしたいと思います。

下界は熱中症警戒アラートが発表されているので、今回は冷涼な空気に包まれた高原の渓流を遡行していきたいと思います。

林道ゲートから走って30分ほどの場所から入渓。標高1300m付近、気温は20℃、立ち止まっていると涼しく感じます。

56mmのシンキングミノーから始めますが、例年にない渇水状態で表層付近の反応は皆無。50mmのフラットサイドシンキングミノーに交換して底石周辺を探るとやっと反応です。一尾掛けた後は渇水によるプレッシャーで厳しい反応が続きます。

行程中盤で5尾の釣果、チェイスはそれなりにありますが掛かりが浅くキャッチできません。活性の高い魚を探して目前に現れた落差20mほどの滝を越えて遡行していきますがあまり反応は変わらずもなんとか5尾のイワナを追加、サイズは20センチ前後。

小場所を確認しながらしばらく遡行すると魚の反応が出始めます。標高は1400mほど入渓点に比べると水温が少し下がって見た目にも雰囲気の良い渓相になって来ました。

上流部に差し掛かり、ひざ下ほどの水深になってきたので56mmのフローティングミノーに交換。ゆっくりとしたロッド操作でキレの良いアクションをつけて誘います。

早速反応が出ます。喰ってきたのは20センチ前後の小型でしたが少しだけ色が入ったアマゴでした。

リリースして遡行を続けます。
その後もイワナやアマゴの反応があって退渓点までそれなりに楽しむことができました。

今回3尾ほど大型の魚を掛けましたが往なし方が悪くランディングできませんでした。標高の高い場所は季節が進んでいます。次回はラインセッティングを季節の進行に合わせて変更して対応したいと思います。

高原は少し秋の雰囲気がして良い時間を過ごせました。

水温:18度
気温:20~29度
木曽川水系を探索
釣果:イワナ14
尾 アマゴ6尾

Rod : テンリュウ レイズ スペクトラ RZS51LL
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C2500SHG 
Lure : ジップベイツ リッジ56S/56F リッジフラット45S
Line : デュエル アーマードF+Pro ロックフィッシュ 0.6号
Leader :クレハ シーガー グランドマックス 1.5号
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #6 #8