少し先の未来のために

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2022-2023シーズンが閉幕しました。

今シーズンは数年ぶりに秋田米代川に釣行しました。しばらく訪れていなかった為、最初は若干戸惑いましたが、結果、良い釣行となって後に残る形で様子を写し出せた事も良い経験になりました。
そのほか富山、新潟三面川、青森奥入瀬に釣行しましたが、三面川と奥入瀬川はノーフィッシュでした。今年は早期から暑くて奥入瀬川はタイミングを失した格好になってしまい、サクラマス釣りの楽しさと厳しさを改めて知ることになりました。

地元木曽では早期から活性の高い魚が多く、解禁から数日で尺を超える魚が釣れるなど序盤は素晴らしい状況でした。シーズンが進んで、中盤以降は高温渇水の状況が続き、厳しい河川状況で狙った魚が釣れず少しストレスが溜まりましたが、その中でも良型イワナの力強さを感じる時が何度もありました。

シーズン最終盤は渇水の渓流を必死に遡るアマゴ、上流を探りながら徐々に遡上していく様子をルアーは投げず観察しながら上流に歩を進めると、尺半ばを超えると思われる雄アマゴが数尾の魚から必死に陣地を守っていました。高温渇水の状況が長く続いて産卵を控えるアマゴたちも相当なストレスになった事と思います。アマゴの様子をしばらく観察し、少し考えを巡らせて今季は秋鱒釣りを止めました。
来期、良いタイミングで良いコンディションの魚と出逢えたら嬉しく思います。

その後、河川を変えてシーズン終盤のイワナ釣りを楽しみました。渇水の影響か痩せていますが、尺ほどと尺を超えるイワナが1尾ずつ釣れてくれて良い締めくくりになりました。


今シーズンも多くの魚と出会うことが出来、怪我等無く終えることが出来ました。来期は答え合わせのシーズンになります。厳しいシーズンになるかと思いますが、良い形で終えられるように過ごしていきたいと思います。今シーズンお世話になった方々、ありがとうございました。来期もよろしくお願いします。