強烈な暑さだった夏が過ぎ、寒暖差が激しい本格的な秋に突入しました。22-23シーズン終盤は納得できない釣行が続き少しストレスが溜まりましたが切り替えて新たなシーズンに臨みたいと思います。
今年も少し暑さの残る犀川から2023-24シーズンが開幕です。県内は8月からまとまった雨が続かず、周辺河川も含めて全域渇水状態が続いています。フィールドは人的プレッシャーと減水で厳しい状況が予想されますがどうでしょうか。
美しい風景を見ながら、今季初の殖産を楽しんでみました。
朝の気温は7℃ほど、例年通りで少し安心しました。水温を測ると14℃でこちらも例年通りです。朝一は活性の高い魚を狙って、渇水ながら少し流れのあるポイントを63mmヘビーシンキングミノーで攻めてみます。ファーストポイントでじっくり探ってみましたが不発に終わりました。流石ハイプレッシャーフィールドといった感触です。
午前10時近くになり、場所を移動して流れの速い場所を攻めてみます。減水の影響でシャローエリアのスリットにはストックが少ない印象です。もう少し寒くなれば時間帯によっては入って来そうな雰囲気はあります。瀬肩から丁寧に流れに馴染ませて様子をみます。ポイント中ごろまで流して対岸の緩流帯で少し誘うと今日初めての反応が出ます。喰ってきたのは30センチほどのブラウントラウトであまり暴れずあっさりとランディング。もう少し大きな魚の雰囲気があるので手早くリリースして次を狙います。
丁寧に探りながら徐々に下っていくとファーストヒットポイントから10mほどの場所で再びヒット、今回の魚は少し重みがあります。対岸の緩流帯で掛けたので流芯を渡しランディングしますが良いファイトです。なんとかいなしながらランディングします。ランディングされたのは50センチほどの傷のない綺麗なオスのブラウントラウトでした。ランディング前はもう少しデカいかなと思いましたが、速い流れを味方につけた見事なファイトでした。少し休ませてリリースします。
1尾目は小型でしたがとりあえず2尾獲れたのでポイント移動をします。
昼近くなり水温も少し上昇したので速い流れの下を狙います。70㎜のフローティングディープダイバーから始めて、70mmのヘビーシンキングミノーを流し込んでみましたが微妙に流れに馴染まなかったので、14gのスプーンを投入、直ぐに結果が出ます。人的プレッシャーからなのか喰っても魚はターンしないので、ボトムを転がして流下が止まった瞬間、全力で掛けにいきます。フッキングすると首振りを感じます。この感触は恐らく放流魚です。少しドラグが出ましたが、難なくランディングです。50センチを少し超えるサイズでしたが夏の放流魚でしょうか。
放流魚をリリースして移動します。
ポイント移動してその後は小さなブラウントラウトが数尾釣れてくれて、良い雰囲気で終えることが出来ました。
河川状況は厳しい様子ですが、なんとか複数の反応を得ることが出来ました。適水温で魚たちはパワフル。良い釣行になりました。
水温:13~14度
気温:7~19度
信州新町の犀川殖産漁協犀川本流を探索
Rod : M&N CORPORATION TS-704MN-HTZ
Reel : シマノ 18ステラ C2500SHG
Lure : ジップベイツ リッジ70F リッジディープ70F
Lure : ジャッカル ティモン トリコロールGT 72SR-F/72DR-F トリコロール流芯 63HW/70HW
Lure : シーレーベル アドロワモーダグラマー 10g/14g
Line : YGK XBRAID 鯛 rubber custom PE BORN RUSH WX8 0.4号
Leader:バリバス アバニ エギング プレミアム ショックリーダー 8lb.
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4 S-59(バーブ潰し仕様)#2