春の雨、雨ノ魚。

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25シーズンが開幕して少し経ちました。
地元木曽地域も融雪が進み、雪代が河川コンディションを上げつつあります。

今回は地元を離れ、知り合いを訪ねて愛知県新城市の寒狭川中部漁協管内のキャッチ&リリース区間を訪れてみました。

今回訪れたタイミングでは気温4度、雨が降るコンディションです。
山を目覚めさせる春の雨、久しぶりの雨で渇水の状況が急激に上向いてきます。アマゴの活性が求められる場面でこの雨はまさに恵みの雨、今回は良いタイミングでした。

しっかりゾーニングされた釣り場は釣り人同士トラブルも起きにくい構造になっていて気持ちよく釣りが出来ます。今回訪れたキャッチ&リリース区間は全体的にシャローでひざ下くらいの水深を遡行していきます。水温は上昇傾向の4℃。やや低い水温ですが、流れの筋にできたポケットを45㎜のフラットサイドシンキングミノーで探っていきます。キャッチ&リリース区間ですから、それなりに人的プレッシャーを受けていて、粗雑に探ると反応が得にくく、次に攻めるポイントにも影響が出ます。

丁寧に探っているとしばらくして反応が出ます。瀬尻にできたポケットを20メートルほど離れた場所から狙います。軽くルアーを揺らす程度のトゥイッチを掛けて誘うと喰って来ました。ランディングネットに収まった魚は20センチ前半の綺麗なアマゴです。雨が降る状況に最も似合う魚ですね。

キャッチ&リリース区間ですので、手早く撮影してリリースします。リリース前提なのでルアーのフックも当然シングルバーブレスフックを装着しています。私の場合はサクラマスもシングルバーブレスですので、通常のセッティングです。口が大きく、吸い込むような方法でバイトしてくる魚には口の先端で止まりやすいバーブレストリプルフックを使う場合もありますが、基本は年中シングルバーブレスで釣行しています。

降雨によって徐々に渇水状況が解消されて、魚の反応が得やすくなってきました。

レンジを変化させながらトゥイッチを掛けて若干スレたアマゴにアピールします。流れにルアーが馴染むと高い確率でバイトがあり、少しの時間でしたが楽しめました。

解禁間もないタイミングで水温も盛期にはまだほど遠く、厳しく思う場面もありましたが、ルアーのチョイスやレンジコントロールに気を使うルアーフィッシング本来の楽しみ方ができる釣り場であることに興味が湧いて、一日中集中を切らさず釣り切ることが出来ました。

魚を探す釣りが非常に面白くて久しぶりに良い時間を過ごせました。イワナも面白いですが、アマゴはよりテクニカルで面白い。
今回初めて寒狭川中部を訪ねてみましたが、また訪れてみたい場所になりました。近いうちにまた・・・

水温:4~5度
気温:4~7

寒狭川(豊川)水系を探索

Rod : シマノ カーディフエクストリーム65
Rod : テンリュウ レイズ RZ542S-L
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C2500SHG
Lure : ジップベイツ リッジフラット50S/45S リッジMD56SS リッジディープ56S/56F
Line : YGK XBRAID 鯛 rubber custom PE BORN RUSH WX8 0.4号

Line : シマノ ハードブル8+ スティールグレイ 0.6号
Leader : サンヨーナイロン ナノダックスショックリーダー 8LB
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #6