出逢い

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今年はさくらますの釣果が伸びません。仕方がないことです。
代わりに近所の河川を覗いてみました。

釣り場はシーズン盛期とあって良い雰囲気です。
水色、水温、水量、良い感じです。
56mmのシンキングミノーから始めます。

流れのヨレを重点的にトレースします。
良い魚は必ず餌の集まる場所に入っている。
特に強い魚は一番いい場所に居るはずです。

トゥイッチを激しめに掛けながら誘います。小さなアマゴが出てきてくれました。

25センチほどのアマゴです。ラインはナイロン4lbなので十分楽しめるサイズでした。

その後、ゆっくり釣り下って行くと大きな底石が入る良さげな場所がありました。大場所ですので56mmから70mmにルアーサイズを上げて様子を見ます。
数投後、強烈なアタリがロッドに伝わりドラグ音と共にラインが出され、ローリングしているような手応え、アマゴと解かるバイトです。流芯から離すため少し強めに寄せます。ラインテンションを掛けると瞬間的に軽くなり水面上30センチほどを大きなアマゴがフルジャンプ。40センチを超えるサイズと見てとれました。残念。

その後もアタリは続き大型アマゴと見られる魚を2バラシ。
対策としてテールフックを#6から#4へサイズアップ。ルアーの操作性は落ちますが次は絶対捕るという気概で交換。

その後はしばらく無音状態が続き、最後ヒラキのあるポイントに進入します。
ルアー等変更せず、アクションも規則的なトゥイッチを続けます。

対岸に向けフルキャスト。70mmのシンキングミノーの飛距離なんて40mほどしか飛びませんが、なんとか思惑通りの場所に到達、トゥイッチを加えます。

大きな底石が偏光越し微かに見えます。その下流側をルアーが通過、トゥイッチを入れた瞬間、ドラグが美しい音色を奏でました。
流芯脇で掛けた為、流れに乗られてしまい下流に20mほど引き出されましたが、ラインはナイロン4lbですからリールのドラグ性能に頼り、ドラグゆるゆるのままいつもの様にファイトの態勢に入ります。魚は何度も下流に走りますがなんとかいなして、上流に走らせ、流れて来たところを掬い上げました。無事キャッチです。

47センチ。良い体格のイワナです。
50センチには及びませんが木曽にもまだこんな素晴らしい魚が棲んでいた事に感動です。

久しぶりに出逢いました。綺麗ですね。本当に美しい。ありがとう。

水温12度
気温20度
釣果:イワナ1尾・アマゴ2尾

タックルデータ
Rod : UFMウエダ STS-710si
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG
Lure : ジップベイツ リッジ 70S 56S
Line : ラパラ ラピズムモノ 4lb
Hook: オーナーばり カルティバ SBL-55M #4