一部地域では梅雨が明け、木曽地域ももう少しで梅雨明けでしょうか。
今回の釣行は梅雨前線を嫌って青森県南部、奥入瀬渓谷より少し下流の奥入瀬川上流域を訪れてみました。
今回訪れた上流域は、初釣行の場所で全く情報がないため、自身の少ない経験と勘を頼りにポイントを選び、入川場所を探しながらというノーフィッシュ覚悟のスタイルに結果としてなってしまいましたが、ヤマメと居付きのサクラマスを狙ってみようと思います。
良さげな場所を見つけてなんとか入川、初めての場所ですので状況を把握するため水温を計測。あさイチの水温は18℃、気温が21℃ほどで見た目にも渇水傾向です。
70mmのフローティングミノー、カラーは水色がクリアですのでナチュラル系を選択、微妙な水温であるため、狙い所が定めにくい状況ですが、全体的に浅い場所のやや水深のある瀬を釣り下りながら撃っていき、いつもの微テンショントゥイッチでリアクションバイトを誘っていきたいと思います。
しばらく釣り下ると突然、強烈で金属的なアタリ。この様なアタリが連発。ですがフックには何も掛かりません。この時期特有のアタリの出方、魚は恐らくアユです。強烈に当たって来ます。アユのコンディションが良さそうなので大型魚の気配は無し、この場所を見切り更に釣り下ります。
一段下の場所は大きく開けた長めの瀬です。水深がありそうな場所を探してひらきを中心に攻めてみます。水温が高めですから速い流れを探ったほうが理論的には良さそうですが、流れの速い場所はとにかく浅いのです。魚が居付くためには水深が必要です。活性の低い魚に当たる可能性はありますが、魚のいない場所をいくら攻めても結果は出ませんので水深があるひらきを攻めます。
早速、結果が出ます。
微テンショントゥイッチを加えて流れに馴染ませ、流下させたミノーが手前のブレイクラインをスイングした瞬間、抑え込む様な優しいアタリと伴に首を振るやや大きめの魚体。しかし、あの魚種特有のローリングはありません。しばらくしてランディングしたのは45cmのアメマスでした。
昼過ぎにヒットしたこのアメマスですが水温を測ると21℃も有り、なかなかの強者でした。
アメマスをそっとリリースして再び釣り下ります。
再開後、また直ぐにアタリです。今度はローリングしています。サイズは・・・小さめです。
26cmほどのきれいなヤマメが釣れてくれました。
その後も同様サイズのヤマメが数尾。
水深のあるトロ場も含め、水通しの良い場所を丁寧に探ってみますが、アユのアタリが大半で時折ヤマメがヒットするそのような状態。本命の雰囲気は感じられませんでした。本命からの反応は終始無く奥入瀬川をあとにしました。
今シーズンの鱒釣りはこの釣行で終了として、来年もまた自分のスタイルでどこまで通用するのか挑んでいきたいと思います。
水温:18~21℃
気温:18~25℃
青森県十和田市の奥入瀬川本流を探索
釣果:アメマス1尾 ヤマメ6尾
Rod : M&N CORPORATION TS-704MN-HTZ
Reel : シマノ 18ステラ C2500SHG
Lure : ジップベイツ リッジ70F/70S リッジフラット60S
Line : バリバス スーパートラウトアドバンスマックスパワーPE X8 0.6号
Leader:サンライン トルネード 黒鯛(ちぬ)ハリス 1.25号
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4 SBL-75M #2 #1