昼間の最高気温は25℃を超えてまだ夏を残しますが、川辺を吹き抜ける風は秋のにおいを感じさせます。
秋冬の犀川から21-22シーズン開幕です。
夏の増水から水位、水色が落ち着いたので久しぶりに犀川に浸かってきました。
あさイチの気温は10℃、季節が進むにつれて徐々に良い気温になって来ました。
水温は16℃と少し高めですが、差し狙いには最適な水温です。まだ暗い午前5時からはじめます。午前9時までが勝負です。
夏の増水で若干ボトムの形状が変わっていて、魚が付きそうな場所が増えたためポイント選びに苦労しますが状況把握にちょうど良い、いつもの場所から始めます。
水深60センチ前後のシャローエリアオンリーでテンポの良い釣りをしながらも釣り急がないことを心がけて、丁寧に流していきます。新月が近いため暗く見難い状況ですが、手前に魚がいるので水に近づかず流れを撃っていきます。極めて浅い場所を流していくので67mmショートリップのスローシンキングミノーから始めます。暗いので膨張色を使いたくなりますが、若干動きの大きなルアーを使用するため、少し小さめのシルエットとして見せたいのでホロ系のフラッシングカラーで攻めていきます。ロッドアクションはいつもの微テンショントゥイッチです。
開始して数投、早速のヒットです。伝わる感触から魚がジャンプしています・・・。
数回のジャンプ後、下流に少し走り、止まったのでゆっくり寄せます。寄って来たのは40センチほどのブラウンでした。まだ薄暗くチャンスがありそうなので手早くリリースして釣り下ります。
1段下がったところでまたヒット、少し流れの緩いところでヒットしたため、すぐに寄って来ました。魚はブラウン、サイズは先程と同様の43センチまた手早くリリースして釣り下ります。時刻は午前5時45分、まだまだチャンスがありそうです。そのまま釣り下り、また同様サイズのブラウンを追加後、釣り切ったのでポイントを移動、先行者も無くもう一度上流に戻り、流し直しても良いかなと思いましたが、速いテンポの釣りをポイント移動も含めて展開したかったため移動を決意、状況を見て先程のポイント形状と似た場所を選択。時刻は午前6時、太陽が昇り明るくなって来ました。
移動したポイントでも、先程のポイントと同様のアクションとルアー選択で釣り下って行きます。しばらく全く反応がありませんでしたが、流れが差し込む良さげな場所にキャストしてアクションを掛けたところ、狙い通り喰って来ました。
数回のジャンプのあと、ゆっくりと寄せます。本日4尾目、先と同様のブラウン40センチでした。まだ光量が少なく、粗い写真になっていますが美しい魚です。
ポイントを最終地点まで釣り下り、残すところあと少しで良さげな中洲になっている場所の本芯側にキャスト、微テンショントゥイッチを加えてミノーを流下させます。
ルアーがターンする直前、喰って来ました。喰った瞬間からジャンプを連発して素晴らしいファイトを見せます。先のブラウンとは違う強さです。比較的流れが強い瀬でしたが根ズレする心配はなく、水流をラインに当て過ぎなようにコントロール、ドラグの音色を聞きながら上流に走らせてゆっくりランディングします。
素晴らしいファイトを見せてくれたのは57センチのニジマスでした。雰囲気として昨年の放流魚だと思われます。水温が若干高めなので弱らないように手早くリリース、勢い良く帰って行きました。
ニジマスをキャッチした後、同じポイントを粘って見ましたが特に反応なく、時刻は午前9時、終了としました。
久しぶりの犀川でしたが、川に生命感を感じる良質な水流で高活性な魚が迎えてくれました。ただ、今回の様な展開は極めて稀で、水温の低下に伴って難しい釣りを強いられ、1尾を粘って反応させる展開が多くなることでしょうがたまには簡単な釣りも良いですね。良い釣りが出来て感謝します。今回はバラシ0でした(奇跡~)
水温:16~18℃
気温:10~25℃
信州新町の犀川殖産漁協犀川本流を探索
釣果:レインボートラウト1尾 ブラウントラウト4尾
Rod : テンリュウ レイズ スペクトラ RZS71ML(旧スペック)
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C2500SHG
Lure : ジャッカル ティモン トリコロール67S
Line : ラパラ ラピズムモノ 4lb
Leader:サンヨーナイロン アプロード ナノダックスショックリーダー 7LB
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4