東風解凍

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気がつけば春の暦。あっという間に貴重な冬季期間が過ぎてしまいました。昨年12月下旬から先月1月下旬の冬季低水温期に試してみたかった冬季仕様のタックルテストは今年の冬まで持ち越しになり残念ですが、また時間を作って試してみようと思います。1年後のスケジュールがどうなっているかわかりませんがとりあえず時間を作る意識を持って一年間過ごしたいと思います。

昨年10月末以来、久しぶりの一日単独釣行。状況が全く把握出来ていませんが、先月、合間に合計3時間ほど釣行をしたので水温が低いことは把握しています。数少ない情報を頼りに様子をみたいと思います。

到着して川見。例年に増して水が少ない様に感じます。なかなかの減水です。危険な場合が多いのでおすすめはしませんが場所によっては川を渡ることが出来るほど水位が低く、ポイントは絞りやすいかもしれませんが魚との距離が近くなるのでプレッシャーが掛かり、難しい展開が予想されます。大場所はすでに叩かれているはずなので小場所を周って様子を見ます。

60mmのヘビーシンキングミノーから始めます。減水のおかげで比較的軽量なミノーでも容易にボトムを把握することが出来、シャローミノーイングには丁度良い水量かもしれません。アクションは軽快なトゥイッチで誘います。水温は朝イチで5.5℃、まだ水温は低めなのでなるべく水深がありそうなトロ場を探りアタリを取ろうとしますが無反応です。1時間ほどで最初の場所を見切り移動します。

次のポイントもトロ場を攻めていきます。水温は少し上昇して6℃ほど、気温はまだ低くトゥイッチをかけ続けると寒さで指先の感覚が無くなります。先の場所より若干流れが強く厚いので、このポイントは70mmのファストシンキングミノーで探ります。ダウンクロス気味にキャストしてルアーの浮き上がりを防ぐため、ティップを下げて細かなトゥイッチで誘い続けると今日最初のアタリです。ドラグが少し出て
アワセを入れようとした瞬間テンションが抜けてしまい残念ながらキャッチ出来ませんでした。次のポイントでもアタリが有りながらフッキングに至らず。連続でバラシてしまいましたので、少しバランスタックルを変更して次の場所に移動です。針先が残りやすいようにリーダーを少し伸びるタイプに変更、様子を見ます。

次の場所は水温上昇を期待してシャローエリアを選択。70mmのスローシンキングミノーで攻めていきます。ポイント終盤のヒラキから瀬頭に差し掛かり、水深が50センチほどになったためルアーを70mmのフローティングミノーに変更、細かく丁寧に流していくと、つまむような小さなアタリです。バラさないようにスイープにアワセを入れます。魚がルアーに気付いた様で走り始め、ここで追いアワセ、水温6℃前後ですが良く走ります。30mほど走り止まったのでゆっくり寄せて無事ランディング。

若干痩せていますが低水温期に出てくれた貴重なオスのブラウン55センチ。フローティングミノーのトゥイッチに反応してくれました。サイズとしてはアベレージでしたがありがたい1尾です。

その後、しばらくして風が強く吹き始めたので終了。
今後の課題として低活性期のフッキング率をどうにか向上させたいと思っています。ルアーの姿勢に着目してみたいと思います。長年の課題ですが少しずつ積み上げて思考できればいい方法が見つかるはずです。

水温:5.5~6.5度
気温:-5~4度
信州新町の犀川殖産漁協犀川本流を探索
釣果:ブラウントラウト1尾

Rod : M&N CORPORATION TS-707MN-HTZ
Reel : シマノ 19ヴァンキッシュ C3000XG
Lure : ジップベイツ リッジ70F リッジフラット60S リッジフラット70S 
Lure : ジャッカル
 ティモン トリコロール流芯 63HW 70HW
Line : デュエル アーマードF+Pro ロックフィッシュ 
0.6号
Leader:サンヨーナイロン アプロード ナノダックスショックリーダー 10LB
Hook : オーナーばり カルティバ SBL-55M #4 SBL-75M #2